和議法から民事再生法に変わってだいぶ経ちますね
昔、営業の仕事をしているとき、取引先が和議を申請し、倒産しました。最初、「倒産」と聞いて、真っ青になりました。そこの社長さん、非常に事業に対して熱いハートを持った方で、その事業を通じて我々は社会のお役に立つのである、と言うことをことあるごとにいっておられた方でした。倒産、と聞くと、当時からずっと勉強不足だった私は、「会社更生法適用を申請」と思い込み、管財人がやってきてこれまでの仕事の状況やら何やらをドライに見直すのではなかろうか、と思っておりましたが、和議申請なので経営陣が刷新されることもなく、社長は続投できる、と聞いて、個人的に安堵した覚えがあります。職場の上司は、「あんなオッサン、おらんようになったらええのに」などといってましたが、口が悪いこと、ハートが熱いことからついつい誤解を招きやすい言動を取る社長なので、敵も多かった分離会社もそれなりにいた社長だったと思います。私はこっぴどく怒られながらもいろいろ勉強させてもらったので、社長がいなくなったらどうしよう、などと思ったものです。その社長、7年後に見事に立ち直りました。民事再生法も和議のいいところを踏襲しているときいてますので、そんな社長みたいな人がひとりでも多く救われると法律もすばらしいものだ、と言われるようになるのでしょう。
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